不安が原因で逃げてしまう人がするべきこと【逃げてもOK】
こんにちは、ピット(@pitto0403)です。最近無性に甘いものがほしくなります🍠
今回は、不安を感じすぎて大事な場面で逃げてしまう人へのアドバイスを書きたいと思います。
✳︎不安に感じる場面を前にすると、いつも逃げてしまう
✳︎不安で逃げる自分が好きになれない
という方に向けた内容です。
周囲にはなかなか理解してもらえないこの不安。つらいこともたくさんありますよね。
そんな不安とどう付き合っていけばよいかをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
♠不安を感じる原因とは?
不安は、人間が安全に生きていくために重要な役割を果たしています。
例えば、地震に備えて防災グッズを用意するのも、地震が起こったときに危険だと分かっているからです。
いつか地震が起こるかもしれないという不安が、将来の自分の身を助けることに繋がります。
不安は、人間に備わっている大事な武器のようなもの。だから、「不安を感じる自分は心が弱い」と思わなくて大丈夫なんです。
♠社会不安障害とは?
不安によって逃げてしまうことの原因の一つに、社会不安障害というものがあります。
社会不安障害とは、「人からどう思われるか」ということを気にする傾向が強い病気です。
「恥ずかしい思いをするのではないか」という極度の不安から、人前で何かを発言する場所等を避けたりします。
場合によっては、人と会うことすら避けてしまうことも。
原因は様々ですが、自己肯定感の低さや、恥ずかしい経験がトラウマになっていることなどが挙げられます。
私自身、昔から発表やスピーチの場が苦痛です。体や声が震えていることに気づかれたくない一心で、身体にぐっと力が入り、呼吸は苦しくなります。その状況が苦痛で、度々人前を避けることもありました。
また、自分にとって明らかに有利なことからも逃げてしまうという特徴があります。
能力が認められて管理職等のポジションに任命された人が、人前で指示しなければならないのが苦手で、退職してしまうというような事例です。
こういった不安の特徴は、数をこなせば直るという簡単なものではありません。
社会不安障害を抱える人の多くは、思考の悪循環に陥ってしまっているからです。
不安を感じる状況が終わっても悪い部分ばかりを思い出し、自分を責めてしまうのです。
これでは不安を乗り越えるどころか、さらに不安を増幅させてしまうという事態に陥ってしまいます。
♠不安で逃げる自分を変える方法
不安で逃げてしまう人は、不安を乗り越えようとするのではなく、理解して受け入れることを目指しましょう。
不安の受け入れ方について、以下にまとめました。
それでは詳しく見ていきましょう。
1、認知療法で不安を客観視する
認知療法とは、不安を感じるときの思考を少しずつ変えていくためのワークです。
具体的には、以下の①~⑦の手順に従って考えていきます。
①自分が不安に思っている状況を書き出す
(例)人前でのスピーチ時に、他の人に笑われた
②その時の気分と、その度合いは?
恥ずかしい(90%)
③その時の思考は?
私のしゃべり方は変に思われている
④その思考の理由は?
緊張して震えてしまったり、言葉がつかえてしまったから
⑤その思考に対する反証を考えてみましょう
・まじめに聞いてくれている人もいた
・自分と他人が考えていることは必ずしも一致しない
⑥その思考に代わる考え方はあるか
笑った人は、他のことで笑っていたのかもしれない
⑦①~⑤のワークを終えての気分と、その度合いは?
恥ずかしい(70%)
このようにワークを進めていくことで、不安を感じている自分を客観視し、自分の思考に偏りがあることに気づけたらOKです。
これを繰り返すことで、不安の感情をコントロールする感覚を身につけていきましょう。
「~と思われてるに違いない」といった考え方を、「こういう考え方もあるよね」という柔軟な思考に変えていくことで、徐々に不安に振り回されないようになると思います。
2、不安が起こりにくい環境に身を置く
不安で逃げてしまう人は、極論ですが思い切って不安を感じやすい環境から逃げてしまっても良いと思います。
「不安を乗り越えられない私はダメな人間なんだ」ではなく、乗り越えられる状況を自分で作っていくことも大事です。
私の場合、人前で電話をとることや、周りに大勢の人がいる中で仕事をすることに不安を感じます。(事務職など)
ただ、コツコツとマイペースに作業することは好きなので「家で1人でもできる仕事はないかな?」と思い、Webライターの仕事を始めました。
今では、1人で伸び伸びと仕事ができる環境がどれほど自分にとって心地よいかを実感しています。
不安を感じやすい性格は決して悪いことではありません。不安な性格だからこそ、仕事はまじめにきっちりやり遂げようとします。
そのような性格を活かせる場所が見つかれば、持っている最大限の能力を発揮することができるでしょう。
不安障害の方の多くは、1人で落ち着いて仕事ができる環境が向いているのではないかと思います。
以下に、自宅でもできる仕事をまとめてみました。
などなど。
隙間時間でできる仕事も多いので、本業の合間に試してみるのもいいですよ。
Webライターの仕事に興味を持たれた方は、こちらをご覧ください。
初心者からWebライターを始めて、収益を得るまでの方法を詳しく解説しています。
3、不安に感じていることを紙に書き出す
とはいえ、どんな環境にいても不安を全く感じないということはありません。
不安を感じた時は、紙にそのときの気持ちを全て書き出しましょう。そうすることで頭の中が整理されて、気持ちが落ち着きますよ。
私は以前まで気分の浮き沈みが激しかったのですが、紙に書き出すことを始めてからは大分安定するようになりました。
「エクスプレッシブライティング」という手法があります。こちらを参考に、不安を感じたときにぜひやってみてください。
→「感情を紙に書く」習慣でストレスは減らせる | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
♠最後に
不安で逃げることに罪悪感や自己嫌悪感を感じない人はいないと思います。周囲の人にはなかなか理解してもらえない分、つらいこともありますよね。
まずは、自分の不安としっかり向き合うことから始めましょう。
その上で、不安を感じやすい自分には何ができるか?どのような環境だったら生きやすいか?を追求し、自分とうまく付き合う方法を考えていきましょう。
そうすれば、もっと楽に、自分らしく生きることができるようになるはずです。
今回の内容が少しでも参考になればとてもうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪